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自律神経失調症とは

自律神経失調症とは、自律神経が正常に機能しなくなりバランスが崩れた状態をのことを指します。自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2つの主要な神経から構成されており、私たちの体内での呼吸、体温調整、血管の収縮や拡張、内臓の働きなどを調整しています。交感神経は日中の活動を支える神経であり、体を緊張させて活発に動かすための役割を果たします。一方で、副交感神経とは身体をリラックスさせ、夜間の睡眠を促進する役割を果たします。交感神経と副交感神経はお互いに綱引きをするように適切なバランスを保ちながら機能していますが、ストレスの増加や過度の疲労、不規則な生活習慣が続くと、このバランスが乱れてしまいます。その結果、自律神経失調症という形で心身に多様な症状が現れるのです。

自律神経失調症の主な症状

自律神経失調症は、「身体的症状」と「精神的症状」の2つの症状が現れることが特徴です。

身体的症状・動悸、息切れ ・下痢、便秘、腹痛 ・吐き気 ・しびれ ・疲労感、倦怠感
・頭痛 ・火照り、多汗 ・めまい、耳鳴り ・慢性的な肩こり、腰痛 ・頻尿、残尿感 など

生産的症状・やる気が出ない ・興味、関心の低下 ・憂うつ、気分の落ち込み
・イライラ ・不安感、焦燥感 など

自律神経失調症の治療方法

自律神経失調症の治療方法の際は、「ストレスの解消」「生活習慣の改善」「薬物治療」の3つの治療方法を用いることが一般的です。それぞれの治療法の特徴は以下の通りです。

・ストレスの解消
自律神経失調症になる大きな原因の一つがストレスです。ストレスを解消するためには、ストレッチや趣味などストレス発散の手段を見つけることが重要です。例えば、深呼吸やヨガ、瞑想などのリラクゼーション法を取り入れることで心と体のバランスを整えることができるでしょう。また、友人との交流を通じてストレスを和らげることも症状改善には有効です。日常生活を送るうえで感じるストレスを解消することで自律神経失調症の改善が期待できます。

・生活習慣の改善
生活習慣の改善も、自律神経失調症の治療に効果的です。規則正しい睡眠時間を確保することや、栄養バランスの取れた食事を心がけるようにしましょう。毎日決まった時間に食事を摂ることで体内時計が整い、自律神経の乱れを防ぐことができます。また、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、ストレスの解消と共に自律神経の調整にも役立ちます。生活リズムを整えることで、心と体のバランスを保つことができ自律神経失調症の改善が期待できます。

・薬物治療
重度の自律神経失調症の場合、薬物療法が必要になることがあります。医師の診断に基づき、睡眠薬や抗うつ薬が処方されます。ただし、薬物療法はあくまで一時的な対処法であり、その効果は持続的なものではありません。薬だけに頼らず、ストレス管理や生活習慣の改善も並行して行うことが自律神経失調症の改善効果を高めます。

自律神経失調症の診断方法

自律神経失調症になる原因の一つにストレスが挙げられます。そのため、真面目な人や責任感が強い人など日常生活を送るうえでストレスを感じやすい人は自律神経失調症にかかりやすいといわれます。もしも、自身が自律神経失調症かもしれないと感じたら以下のチェックシートを確認してください。以下の項目に複数当てはまる場合は自律神経失調症の可能性が高いため、早急にあしたのクリニックにご相談ください。

自律神経失調症